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「千の風になって」ミリオン目前 “千の風現象”を追う

 2007-08-13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070813-00000903-san-ent
■「命は永遠」共感呼ぶ
 死んでも風になってあなたを見守っています-秋川雅史さんがドラマチックに歌う「千の風になって」が、今年初の100万枚のミリオンセラー目前だ。クラシックの歌手では史上初の快挙。昨年大みそかの紅白歌合戦で火が付き、今年上半期のシングル売り上げ第1位で、カラオケ、有線でのランキングも上位。聴くだけでなく、合唱や吹奏楽のための楽譜も売り切れが続出している。“千の風現象”を追った。(谷口康雄)
 ≪新井満さんが詞、曲≫
 「千の風になって」はオリコンの調べで、6日現在、約98万5000枚。週明けにも100万枚を突破する勢いだ。
 この曲は米国先住民の伝承、あるいは1930年代に作られたともされる詠み人知らずの詩に、作家の新井満さんが日本語詞を書き、作曲した。原詩はニューヨークの9・11テロの1年後の追悼集会でも朗読された。
 秋川さんの歌う「千の風-」は昨年5月に発売。新垣勉さん、中島啓江さんらとの競作となったが、紅白歌合戦に登場するや爆発的な反響を呼び、年明け早々の1月にはCDシングルの週間売り上げトップとなった。
 「最大の功績者は原作者。死は再生であり、命が永遠という思想に多くの人たちが共感されたのでしょう。タブーだった死を考えることはイコール、生について前向きに考えることなんです」と新井さんは話す。
 ≪カラオケも大ヒット≫
 有線放送、カラオケの反響も大きい。有線放送大手のUSENでは、1月の歌謡曲部門の1位を記録。順位の変動が激しい有線放送にあって、現在も20位から30位前後をキープしている。
 カラオケのリクエスト数は、春先から急増し、夏を迎えてさらに右肩上がりの伸びを示している。カラオケ機器大手の第一興商では1月に545位だったが、2月以降急カーブを描き、4月から3カ月連続で6位。7月には5位となり、「年末のシーズンに向けさらに伸びる」と同社。
 3種類の楽譜を出版しているヤマハ・ミュージック・メディア・コーポレーションでは、昨年9月の第1刷が3000部にとどまっていたが、紅白を機に売り上げが急増。「どこにいっても売り切れ。入荷待ちをしなくてはならない」と市民合唱団の多くが楽譜を入手するのに腐心するほど。この半年で約8万部が売れたという。

 ≪脱「クラシック層」≫
 原爆記念日の9日、長崎でコンサートを行った秋川さんは、「この曲で元気になってくださる方がたくさんいらっしゃることはとてもうれしい。悲しみを癒やすために聴いてくださる方が多いことを思うと責任の重さも感じます。クラシックを聴いたことのない人にも広がっているという実感があります」と語る。
 とどまることのない人気に新井さんは「中高年の人々が歌声喫茶やコーラスで歌ってくださるそうですが、懐かしいメロディーなんです。僕にわずかな功績があるとすれば、そんな旋律を書いたこと。メジャーコードで歌っているうちに元気になれる」と分析する。
 音楽評論家の湯川れい子さんは、クラシック音楽を聴く土壌の広まりを指摘する。
 「生と死、心と心、ふるさとなど、誰もが等しく思うことについて正面から向き合った作品がしばらくの間、全くなかった。30代から上の人生さまざまな体験をした人たちの共感を呼んだのでしょう。鍛えられたクラシック音楽の美しい声を心地よいと楽しめるような土壌ができていて、大ヒットが生まれたのだと思います」
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